会社の後継者または跡取りにしか感じられないこと
会社の後継者や跡取りと聞くとあなたはどう感じますか?
なんだボンボンの坊ちゃんかと思いませんか?
確かにそう思われても仕方のない救いようのない人もいるかもしれませんが、ほとんどの人はそういった枷を持って生きていてとても苦労をしている人ばかりだと思います。
現にわたしがそうなのです。
わたしの家の会社のこと
わたしの家は社員を数十人ほど雇っており中小企業を経営しております。
わたし自身は高校2年生になったばかりくらいの頃に父親から高校を卒業してから跡を継いで欲しい。お前の進路は決まっていると言われ専門学校へ入学をしました。
わたし自身跡を継ぐことはなんとなくいつかはそうなるだろうと思っていたので、そんなに気にはせずに決意をしました。
専門学生時代には同じ境遇の人たちがたくさんいたので、強い仲間意識がみんなありました。
ただ、わたしからみても甘やかされて育てられてきたんだなと感じる子も何人かいたので、わたしはそいつらには絶対負けたくないと燃えてました笑
とはいってもみんな会社の跡取りなので意識の高い子ばかりだったので、いい刺激でした。
卒業後の修業先
卒業後の修業先は周りの子たちは親が決めたところや学校から紹介で就職する人がほとんどでしたがわたしは専門学校を卒業してからは、親や会社の名前を使わず自分自身で就職先を決めて就職をしました。
誰かの力を借りず1から自分自身で学びたいと感じたからです。
修業先では甘えさせられることがなく、怒鳴られたり蹴られたり色々ありましたが、人間的にも成長ができ、そして社会を学ぶことができ、とてもいい経験でした。
その中でも、上司にとても可愛がってもらえたことが、わたしの中では最高に幸せでした。
その上司には感謝してもしきれないくらいとても感謝しています。
5年間、家の会社のことも黙っていたので、辞める際はとても申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
特に一番迷惑をかけてしまった社長から最後に「うちの会社はどうだったかな?これからも頑張ってね!」と言われ感動しました。
わたしに教えてくれた方々に恥じないよう努力しもっと頑張ろうと決心しました。
次へ続く